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「MONEY」(マネー)は、1984年10月21日に発表された浜田省吾の楽曲。オリジナル・バージョンはアルバム『DOWN BY THE MAINSTREET』に収録されている。また、2000年に発売されたベストアルバム『The History of Shogo Hamada "Since 1975"』にも収録されている。 == 概要 == シングルとして発売されていないものの、浜田省吾の楽曲の中では知名度の高い作品。ファンからの人気も高く、コンサートでは必ずと言っていいほど歌われている。また、コンサートでは歌詞の一部を女性客が歌うことが恒例となっている。 作詞・作曲は浜田で、編曲は町支寛二となっている。もともと完成まで近い形のアレンジが作られていたが、町支が考えてきたイントロのギター・フレーズを聴いた瞬間、改めて一から作り直す決意をした。なお、最初のバージョンは浜田によるとジャーニーのようなポップ・ロック風のアレンジだったという〔ロッキングオン刊『青空のゆくえ-浜田省吾の軌跡』p.282〕。 内容はタイトル通り、「金」をテーマにした楽曲。日本の音楽シーンにおいて「金」をテーマにした歌は少なく、「金」というもの自体がネガティブに捉えられがちだが、日本がバブル経済に向かっていく空気を感じた浜田が、あえて「金が欲しい」と歌う楽曲を作るに至った〔TOKYO FM出版刊『浜田省吾事典』p.248〕。また、最初の構想の段階では、ドラッグストアに強盗に入った少年が警察に追われ、橋の下に身を隠しているところから描き始めたという〔ロッキングオン刊『青空のゆくえ-浜田省吾の軌跡』p.284 〕。最終的にその部分は削られ、現在の形に落ち着いた。 歌詞の中に高級品の代名詞としてメルセデス・ベンツやドン・ペリニヨンが登場するが、楽曲の発表当時ドンペリというものが一般的に知られておらず、「ベッドでドン・ペリニヨン」という歌詞の文脈から、周りから「ドン・ペリニヨンってSEXの体位ですか?」などと聞かれたという〔『浜田省吾事典』p.80〕。浜田ファンの吉田栄作も『笑っていいとも!』初出演時にこのドン・ペリニヨンに関わるエピソードを話し、「意味は何だかよく分からなかったが、とにかくビッグになって、ベッドでドン・ペリニヨンしたいと思った」などと話した。この楽曲によって「ドンペリ=高級な酒」というイメージが広まった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「MONEY (浜田省吾の曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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